皆様へ
突然のご報告、失礼いたします!
このたび、2011年12月28日をもって「静岡おでんROKU」は閉店することとなりました。
渋谷区宇田川町にお店が誕生し、気づけば6年と9ヶ月。思い返せば中学生のころからなんとなくお店をやりたいようなぼんやりした夢のようなものがあったのですが、ようやくその気になったのが31歳の時でした。その頃は、今常連になってくれている皆様とは知り合っていても、顔見知り程度だったような気がします。
お店を持つことで沢山の人と知り合う事ができて、いろいろ深イイ話をしたり、悪口を言ったり、皆様のヒトトナリを知るのが何よりも楽しかったです。東京にはおもしろい人たちがいるに違いないと思った中学生の私の勘は当たってた! 今日まで退屈せずに続けられたのは、本当に個性的な皆様のおかげだと心から感謝しています。いろいろと気まぐれで、失礼なこともあったかと沢山の後悔もありますが、お許しください。
そんなROKUですが、今年いっぱいで閉めることに決めました。
というわけで、ゆかりのアーティストやDJのみなさんとともにクロージングパーティーを連発することにしました(11月末よりすでに開催中)。
その内容を紹介するのが、このブログです。ギリギリに決まることがたくさんありますのでマメにチェックしてください。そして「今日ひまだなー」なんて時は、お店に遊びにきてください。
クローズまであとちょっとですが、最後の最後までお楽しみに。お待ちしてます!

ROKU 渡辺彰子

赤い部分がイベントデーです。クリックして詳細チェックをお願いします! また、スケジュール、出演者等に変更がある場合もございますがご了承ください。。。

GOOD BYE








































2005年3月23日にオープンしたロクは、2011年12月28日をもって無事に幕を閉じることができました。
メインメニューは“静岡おでん”… わたしの出身地の静岡で子供の頃に駄菓子屋の店先で食べたような、色が濃くて、黒ハンペンやモツ串がはいってて、削り節と青ノリがかかった、関東のものとはまた毛色の違った静岡のおでんを中心にしつつも、食べログのコメント欄に愛想の悪い私のことを「まるで彼女が面倒くさそうに作ってくれる料理」 と称してくれた方がいましたが、まさにそんな感じの創作料理の数々… 揚げナスのおかか和え、タコとセロリと万能ネギのサラダ、大葉と厚揚げを豚バラ肉で巻いたやつなど、自分と市場の気分でメニューを増やしたり減らしたり。
原発事故以降は、東北、北関東の野菜を使わないと決めたので、時々おでんの大根がない日などもありました。
6年間たくさんの方がロクを訪れてくれて、数えきれないぐらい楽しいパーティーをして、みなさんが楽しそうに酔っぱらってる顔をたくさん見ましたが、ところで…ロクでおでんを食べてくれた人どれぐらいいたのかな? 実は看板メニューは(冷凍の)フライドポテトだったのでは…という説もあり…。
そんなわけで、今までお付き合い頂きありがとうございました。これまでのご縁を大切にしながら、新天地でも楽しいことができればと考えてます。今後ともよろしくお願い致します。

ROKU recipe




12/28(水) ROKU最終日!年越し炊き出しやります!

渋谷区役所駐車場周辺(予定)にて年越し炊き出しやります!


[日時] 12月28日(水)午後18時〜20時
[場所] 渋谷区役所駐車場周辺(予定)
[内容] 鳥とタマゴのおぞうすい&MORE 約200食配布

オナカがすいてる方、野宿者、困窮者、漫喫暮らしの方、是非いらしてください!
渋谷区の野宿者支援をやってる方、是非この炊き出し情報伝えていただけると有り難いです。




★ 炊き出し無事終了いたしました!★ 

最終日、28日の渋谷区役所前での炊き出しが無事終了いたしました。
70食もの雑炊と熱燗を配ることができ、野宿者から通りがかりのお兄さんまで、たくさんの方に満足していただけたかと思います。
当日ちゃんと告知が行き届いてるか不安でしたが、数日前からチラシを配っていたのおかげか? アッという間に行列ができてホッとしました。

…ですが、200食分の雑炊を用意していたので当然余ってしまい、急遽渋谷の街を歩き回り、野宿者と思われる方1人1人に声をかけて回ったのでしたが奇しくも「今日は新宿で“猪木の炊き出し”も入れて3回炊き出しがあったからみんな腹いっぱいだよ」とのこと…。そして、渋谷区が野宿者締め出しを強行したことにより渋谷を根城にしていた野宿者の方が他の地域に移動を余儀なくされたということでした…まったく世知辛いぜ!渋谷区!
気を取り直し、ROKUに戻って余った雑炊で最後の晩餐。いつの間にか次々に人が集まり、気がつけば鍋は空になっていました。実は友だちの方がお腹をすかせてたみたい…。
呼びかけをしていただいた皆さん、お手伝い頂いたスタッフおよび関係者の皆様、本当にありがとうございました!! 








12/25(日) VINCENT RADIO - 24

16h live radio show on the Sunday afternoon



月イチインターネット放送局、夢見る機械「ヴィンセント・ラジオ」。8月末「ひとまずこの12時間生放送スタイルを終わらせてみます!」とはいったものの!毎日に追われて、新プランなんて考える暇など全くありませんでした!!! そんな中、僕らの憩いの場、渋谷のおでん屋「ROKU」も今年一杯で閉店となるこのタイミング、はてさて僕らはどこに向かうやら。気のおけないホットスポットを作っていかにゃ気が詰まってしまいます。そんなワケでまたもやヴィンセント・ラジオがせめて月イチでそんな場所を作れれば。。とアクセル全開の激しい思い込みで再起動致します。当日ロクでは、新たな芽吹き「ファックビーンズ(仮)」が噂のスパイシーチリドッグを、ヤムヤムチームからスウィートな白玉ぜんざいを、三つ指立ててご用意させて頂きます。お近くの方はぜひお立ち寄り下さい。


ON AIR AT 12/25 sun 11:30am - 26 mon 2:00am
STUDIO : Shizuoka Oden Roku http://oden6.blogspot.com


各番組出演者:Noahlewis' Record、Poem & Soap(川島あぐり)、Baby Records(梶本聡)、若い芽っこの会(LET’S FUCK ALLSTARS)、静岡おでんROKU(あっこ、せきた、まゆぼん)、花代、ジミー益子、関口弘、2マッチ・クルー、DJ・ディスチャージ、Crooked Tapes(倉本諒)、スケシン、しまおまほ、ラッチョ、シバガキ大元帥、DJ 1-DRINK、今夜が田中、三田格、タキシム、ベーナー、ほか常連(プログラム詳細はHPでご確認下さい!)




About Vincent Radio
ヴィンセント・ラジオは、2009年夏に開始したインディペンデントの放送局です。
毎月最終日曜日の正午より、独自に制作した多種多彩な音楽番組をたっぷり詰め込んだ12時間の生放送。たまに、おもしろイヴェントの中継や、現地レポートな どなど雑多に放送/公開中。サイトにて過去放送ぶんも各番組ごとにストリーミング公開中。お好みの時間にお楽しみいただけます。レイジーな月いちサンデ イ・アフタヌーンは、ぜひヴィンセントといっしょにお過ごしください。


UStream by PC / Mobile
ヴィンセントラジオは音声放送とUSTを使った映像中継でご利用いただけます。音声放送では、iTuneなどのMP3ストリームが再生可能なソフトウェアが必要です。高音質の高レート配信と、移動中等スマートフォンでストレスなく聴くために低レートの配信もしています。UST中継はPC/スマートフォンで受信出来ます。PCでは各ブラウザから放送画面をクリックで再生。スマートフォンも同じくブラウザから 放送画面をクリックで再生しますが、再生中はブラウザでネット閲覧が出来なくなります。閲覧が必要な場合は別途ブラウザをご用意ください。また3G回線ご 利用の場合は電波状態により画面の配信が途切れる事があります。





12/23(金) DOCUMENT FUKUSHIMA

ASA-CHANG × 磯部涼のトークセッション!


先日、朝日新聞に掲載された「語り場のおでん屋 閉店」という記事にもあるように、ROKUの閉店には福島の震災と事故が関係してないわけではないことを、おでん大好きな貴方はご存知だったりするのでしょうか? 
震災と原発事故により世界中から関心が集まる福島で様々な活動が始まるなか“文化の役目”を模索し始めたクルーや人たちに迫ったルポルタージュ本『プロジェクトFUKUSHIMA! 2011/3.11-8.15 いま文化に何ができるか』が先月発売されました。著者がROKUとも縁深い音楽ライター・磯部涼ということもあって、今回はこの本をサブテキストにして、福島の現状と文化、音楽、などについてのトークショーやってみようかと思います。
メインのお話は著者の磯部涼と本にも登場する〈プロジェクトFUKUSHIMA! IWAKI!!〉として福島での活動を始めたミュージシャン・ASA-CHANGによる対談。そして、すばらしい写真を本にも提供してくれた小原“シャッターチャンス”泰広の福島取材写真の展示とスライド投影も予定してます。
Twitterなどでも賛否の議論が展開されている福島における活動や文化をめぐる言説の一端をおでん屋ROKUで一緒に考えてみましょうよ。


start 20:00
Talk Session:ASA-CHANG × 磯部涼
PHOTO:小原泰広


ASA-CHANG profile
ドラマー、パーカッショニスト。福島県いわき市出身。89年に東京スカパラダイスオーケストラのパーカッション兼バンド・マスターとしてデビュー。自ら創始した東京スカパラダイスオーケストラがブレイクを果たすが、93年に脱退。その後、フリーランスに。98年に音楽ユニット・ASA-CHANG&巡礼を結成し、既存のジャンルでは括りきれない独特の音楽を展開する。ポップとアバンギャルドを軽々と行き来する様々な活動は、多くの注目を集めている一方、作曲・アレンジもこなすプロデューサーとしても活躍している。

磯部涼 profile
1978年千葉県生まれ。単著に『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』(太田出版/04年)、近著に『プロジェクトFUKUSHIMA! 2011/3.11-8.15 いま文化に何ができるか』(K&Bパブリッシャーズ)『音楽が終わって、人生が始まる』(アスペクト)がある。DOMMUNEで音楽番組「ACORESTICS」も配信中。


<リンク>
プロジェクトFUKUSHIMA! 2011/3.11-8.15 いま文化に何ができるか
プロジェクトFUKUSHIMA! IWAKI!! 



12/22(木) MAFFIA

「HOMEMADE TATTOO」改め「MAFFIA」!!


Dj 1-Drinkとデザイナー&アートディレクターの千原航、アーティストの南川史門の3人組がお届けするPARTY その名も「MAFFIA」。
目立たぬように、はしゃがぬように、似合わないことはムリをしないナイスミドルの3人組を、クリスマスが! ロクの閉店が!彼らを宇田川町のマフィアに仕立て上げた、今月一番無礼講な夜! 

start 21:00~
DJ:
1-Drink
千原航
南川史門


1-Drink profile
17歳でDJを志す。
現在にいたる。


千原航 profile
1971年東京生。1996年多摩美術大学美術学部二部デザイン学科卒。
1995年大学在学中より(株)立花ハジメデザインに勤務。
1997年退社。1998年独立。
2003年『BICHA-BICHA EXHIBITION』(GAS SHOP)。
2005年朗文堂タイポグラフィスクール「新宿私塾」第六期修了。
2007年より『妄想』(演習)、2009年より『現実』(ゼミ)を
多摩美術大学造形表現学部非常勤講師として実践/実験中。
http://www.kohchihara.com/


南川史門 profile
1972年東京生まれ。東京を拠点に制作、展覧会活動を行う。1999年、東京オペラシティーアートギャラリーの「project N」展の第一回目の アーティストとして個展を開催。2008年モンブランジャパンのアートパトロネージュ展に参加、翌年同スペースで個展を開催。最近では、 小説家吉田修一の連載小説「横道世之介」へ絵画を提供する。2010年12月にアーティストブック「The ABC Book」を刊行。
http://www.misakoandrosen.com/artists/shimonminamikawa/

12/20(火) POEM & SOAP WORKSHOP

CREAN, HEALTHY, & SUSTAINABLE SOAPLAND!





























石けん屋「POEM & SOAP」による廃油石けんワークショップ(定員15名)。
ロクの廃油をサスティナブルして気持ちよく送りだそう!
P&Sオリジナルユニフォームを着て廃油からおでん型石けんをメイキン!
BGMはベーコンクルー(Oboco&Pootee)がポエジー溢れる選曲で平日の夜をしっとりと洗い上げます。
イベントにちなんだスペシャルメニューとしてタカコ・ヒルタ(俗称おじゃぱ)によるパープル酵素ジュース、当日作る石けんにも使用するミントを使用したスペシャルメニューも。
体と舌でハーブを感じるヘルシー&クリーンな夜を演出します。

MIXCD付き新作石けん販売あり

Start 20:00 -  Entrance:¥1,000(WORKSHOP材料/ユニフォーム費)
BGM:Oboco & Pootee (BACON) によるSPECIAL POEM & SOAP DJ SET
SALES / WORKSHOP:POEM & SOAP

POEM & SOAP  http://poemandsoap.tumblr.com/
“A HAND MADE SOAP BRAND WITH POESY & HUMOR”
手作りで石けんを制作しています。
デザインで可能な付加価値を付けつつ、日常生活消耗品としての実用性と、消費娯楽としての楽しさ、芸術としてのメッセージや自由さを織り込んでゆき、直接的に売るという行為を通して社会的な思考や行動、コミュニケーションに接近できたらという思いで始めました。
各ラインごとに異なるコンセプトとストーリーでのグラフィック、マーチャンダイジングの展開を実践していきます。

制作者:川島あぐり
グラフィックデザイン、映像、各種クラフト、ストーリーと臭みのあるものを制作してます。
1986 横浜生まれ 横浜の海とスラム街と観光街を自転車で駆け回りながら育つ
2010 多摩美術大学造形表現学部デザイン科卒業





POEM & SOAP ワークショップの写真をアップしました。↓こちらからご覧ください。
http://www.flickr.com/photos/poemandsoap/sets/72157628514662281/